PEDRR(環境と災害リスク削減のためのパートナーシップ)

環境と災害リスク削減のためのパートナーシップ(PEDRR: Partnership for Ecosystem and Disaster Risk Reduction)について

2008年に設立された「環境と災害リスク削減のためのパートナーシップ」(PEDRRは、国連機関、NGO、専門機関など24のメンバーで構成されるグローバルアライアンスです。PEDRRは、国際防災戦略(ISDR)の世界的なテーマ別プラットフォームとして、「仙台防災枠組2015-2030」に沿って、生態系に基づく災害リスク軽減の実施を促進・拡大し、世界、国、地域レベルの開発計画で主流となることを目指しています。PEDRRは、技術的、科学的な専門知識を提供し、生態系ベースのDRRアプローチのベストプラクティスを適用します。

PEDRRは、次のようなビジョンを掲げています。「災害リスク軽減(DRR)と気候変動への適応(CCA)のための生態系管理を改善した結果としての、災害に強いコミュニティ」。PEDRRの目的は、科学、実務者の経験、先住民の知識に基づいて、DRRとCCAのための生態系管理に関する専門知識を集め、政策変更とベストプラクティスを提唱することです。

PEDRRのメンバー団体ロゴ

Eco-DRRに関する修士課程モジュールとMOOC

2012年、環境と災害リスク削減のためのパートナーシップ(PEDRR)と天然資源開発センター(CNRD)のネットワークは、高等教育や大学などの教育機関での導入を目的とした「災害、環境、リスク削減」に関する修士課程の選択科目を開発することに合意しました。2013年6月に開催された世界環境教育会議で発表されて以来、20以上の大学で修士課程の授業が行われています。CNRDとPEDRRは、Eco-DRR(生態系に基づく災害リスク軽減:Ecosystem-based Disaster Risk Reduction)に関する最初の大規模公開オンラインコース(MOOC)を開発し、2014年12月に開始しました。修士課程は2019年に更新され、新たに「ジェンダーとEco-DRR」に関するモジュールが含まれています。このコースはスペイン語に翻訳され、現在はフランス語にも翻訳されています。

教材のPPTイメージ
モジュールの構成
指導者用に作られたガイドブック

Eco-DRRマスターコースモジュールに関するToI(指導者養成)ワークショップ

2021年8月23-25-27日に総合地球環境学研究所Eco-DRR(代表:吉田丈人)プロジェクトの活動の一環としてPEDRR が作成したEco-DRRに関する修士課程レベルのモジュールを日本の高等教育機関や研修機関等で活用するための指導者養成ワークショップを日本で初めて開催しました。このモジュールは、PEDRRがケルン応用科学大学の天然資源開発センタ(CNRD)および同大学の国際ネットワークと協力し世界15か国以上の研究者や実務家によって編集されたもので、約30コマ(3〜5単位に相当)に分かれた約50時間分の講座から構成されています。

コースの教材はパワーポイント(英語)で作られていますが、動画による実践演習、グループ演習、事例研究なども含まれており、これらを組み合わせて、よりインタラクティブな内容にカスタマイズできます。また、このモジュールでは、フィールドトリップ(実地見学)を組み合わせることで、より深く学ぶことが推奨されています。

本ToIワークショップの主たる目的は、日本でこのEco-DRRに関する修士課程レベルのモジュールを広めていくための指導者の養成と、地球研プロジェクト成果や日本の事例をこのモジュールに追加していくことの検討にあります。このために、モジュールやP P T教材の紹介、地球研プロジェクトや事例の紹介や日本での本教材の活用方法に関する議論などを行なわれました。

参考:Eco-DRR ToIワークショップHP

PEDRRニュースレター

PEDRRでは、設立以来毎週Eco-DRRに関するニュースレターを発行し続けています。以下に、このニュースレターの日本語訳(機械翻訳)をご紹介します。

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